ニュル最速への秘密兵器。ポルシェのハイパーカーコンセプト「ミッションX」が登場
掲載 carview! 文:編集部/写真:ポルシェジャパン 22
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ポルシェは6月8日(現地時間)、ハイパーカーのコンセプトモデル「ミッションX」を公開した。
ポルシェは75年前の1948年6月8日、「356 ロードスター」の認証を取得して以来、世界屈指のスポーツカーブランドとして走り続けてきた。
今回公開されたミッションXは、「959」や「カレラGT」、「918スパイダー」といったスーパースポーツの系譜を受け継ぐコンセプトカーで、「917」をモチーフとしたル・マンスタイルのドアや、「906」「908」などからインスピレーションを受けた特徴的なヘッドライトなど、過去の伝説的なレーシングマシンをオマージュしながら、リアには浮かんでいるように見えるフルレングスのライトユニットを採用するなど、モータースポーツとラグジュアリーを融合させたデザイン表現を取り入れている。
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ボディカラーは「ロケットメタリック」。ベルトラインの下には、光沢のあるサテン仕上げのカーボン織りデザインエレメントを備え、リアアクスルにはエアロブレードを装備。ブレーキの冷却性能を高めるために、タービンのような形状となっている。
ミッションXの登場に合わせて「ポルシェクレスト」も一新された。同社の発表によると、ブラッシュ仕上げの貴金属、三次元のハニカム構造、刷新された紋章の馬、繊細なゴールドカラーを融合させたデザインを採用したという。
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ミッションXのボディサイズは全長約4500mm、全幅約2000mm、全高1200mm以下と非常にコンパクト。ホイールベースは2730mmで、この数値はカレラGTや918スパイダーと同じ寸法だそうだ。
バッテリーはシート後方に配置した「eコアレイアウト」を採用し、スペック詳細は未公開ながら、次の項目を目標に開発が進められているという。
●ニュルブルクリンク(北コース)最速の公道走行車
●重量比出力は1kgあたりおよそ1馬力
●現行「911 GT3 RS」が提供する値を大幅に上回るダウンフォース量
●900Vシステムアーキテクチャーを採用し「タイカンターボS」の約2倍の速さで充電可能
ニュルブルクリンクのホームページ(https://www.nuerburgring.de/info/nuerburgring/records)によると、現在の市販車最速はメルセデスAMG「ONE」が記録した6分35秒183で、918スパイダーが持つ6分57秒をおよそ22秒も短縮している。
ちなみに、プロトタイプカーとしての最速はポルシェ「919ハイブリッドEvo」が持つ5分19秒546で、 改造車部門の最速はポルシェ「911 GT2 RS MR」の6分44秒749、SUV部門の最速はポルシェ「カイエン ターボGT」の7分38秒925。“市販版ミッションX”で王座奪還&4冠達成となるかに注目だ。
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